ロザリオのソナタ [コンサート]
ロザリオのソナタ
H.I.F.ビーバー(1644~1704)
イエス・キリストと聖母マリアの生涯における、神秘的事件に基づくソナタ集
2007年4月20日(金)
18時半開場 19時開演
全席 自由
前売り 3,500円
当日 4,000円
聖アンセルモカトリック目黒教会
東京都品川区上大崎4-6-22
http://www.catholicmeguro.org/
○<チケットのご購入・問合せ先>
アルチザンハウス株式会社 久保
TEL:03-3444-1933
(水休) 10:30~19:00
FAX:03-3444-1974
E-mail:quipu@artisanhouse.jp
http://www.artisanhouse.jp/
○出演者
平井 誠 バロックヴァイオリン
永田 平八 リュート
能登 伊津子 オルガン
○ 曲解説
1676年頃ザルツブルグで作曲される。
歓喜(喜び)の神秘、悲嘆(苦しみ)の神秘、栄光(栄え)の神秘の3部5曲づつ、
最後に無伴奏のパッサカリアがついた全16曲。
この曲集はスコルダトゥーラ(通常ヴァイオリンの調弦法5度以外)を用いられることでも特徴があり、第1曲と最後のパッサカリア以外はスコルダトゥーラで15通りの調弦で演奏されます。
それぞれの調弦によってさらに神秘性が増されているように思われます。
演奏の際、一曲づつ調弦がかわるので連続して同じ楽器を使用することは不可能なので、ヴァイオリンを5挺使用します。
○ 出演者 プロフィール
平井 誠(ひらい まこと) バロックヴァイオリン
京都市立芸術大学音楽学部卒業。
ヴァイオリンを古武滋野、ヘリー・ビンダー、ゲルハルト・ボッセ各氏にバロックヴァイオリンをサイモン・スタンデージ氏に師事。
‘97年、20年間在籍したテレマン室内管弦楽団を離れ、在住の神戸を中心にコンサート活動、後進の指導にあたっている。神戸ASK音楽院講師。
永田 平八(ながた へいはち) リュート
ストラスブール国立音楽院リュート科をプルミエ・メダーユを受賞し卒業。
リュートをブライアン・フィーハン氏に師事。
91年に帰国し、中世、ルネサンス、バロック各時代のリュート、テオルボ、ギター属のソリストとして活躍。宮崎駿監督のスタジオジブリ作品でリュート演奏を担当。
また、演劇の音楽監督としても知られ、シェークスピア劇を中心として数多くの舞台音楽を手がけている。
CD「J.ダウランド・リュート曲集」ビデオ「古楽の魅力~ルネサンス・リュート」をリリース。
能登 伊津子(のと いつこ) オルガン
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。グレゴリオ音楽院オルガン本科卒業、同専攻科卒業。
オルガンを鈴木雅明、岩崎真実子の各氏に師事。ダブルハープを西山まりえ氏に師事。
1994年白川イタリアオルガン音楽アカデミーに於てピストイア受賞。
同アカデミーに於てL.F.タリアヴィーニ、J.L.ウリオールの各氏に師事。
現在、ソリスト、通奏低音奏者として数多くの演奏会、CD録音に参加している。
「メディオ・レジストロ」「アンサンブルBWV2001 」メンバー。
CD『メディオ・レジストロ』リリース。
今年上半期のコンサートとして、前回と同様のアンセルモ教会にて、バロックバイオリン、リュート、オルガンによる演奏をいたします。作曲家ビーバーによる「ロザリオのソナタ集」は、普段聴く事ができない曲集であり、神秘的な美しさを持っています。バイオリンは演奏の際、一曲づつ調弦がかわるので連続して同じ楽器を使用することは不可能なので、ヴァイオリンを5挺使用します。この曲集はスコルダトゥーラ(通常ヴァイオリンの調弦法5度以外)を用いられることでも特徴があり、第1曲と最後のパッサカリア以外はスコルダトゥーラで15通りの調弦で演奏されます。それぞれの調弦によってさらに神秘性が増されているように思われます。不定期ですが、弦楽器の魅力を存分に味わっていただけるコンサートを継続できればと思っております。是非皆様に、ご拝聴いただければ幸いです。